
講演のコンセプト
~ ドラッカー思考と藤屋式ニッチトップ戦略で、経営の「収益構造」を再設計する ~
中小モノづくり企業が直面する最大の課題は、「努力しても報われない構造」にあります。
価格競争、技術の陳腐化、人材不足──これらの克服は「頑張り方の問題」ではなく、「どこで戦うか」の問題です。
藤屋式ニッチトップ戦略は、ドラッカーの経営原理に基づき、“戦わずに勝つ”ための非競争ポジションを築く実践戦略です。
経営者が「自社の強み」を再定義し、「他社がやりたがらない領域」で収益構造を変える──その思考法と実践策を、実例を交えてお伝えします。
■ 講演テーマ① 中小モノづくり企業のニッチトップ戦略
サブテーマ:強みを活かし、他社がやりたがらない領域で高付加価値・高収益を実現する
(ポジショニング:他社が入らない市場の選び方)
多くの中小モノづくり企業は、「良い技術・良い商品」を持ちながらも価格競争に巻き込まれています。
この講演では、自社の“強み”を起点に、他社が参入しにくいニッチな領域に集中する方法を解説します。
「選択と集中」「差別化ではなく独自化」「収益構造の再設計」という3つの原則を軸に、粗利益率を上げ、営業利益率10%を目指す実践モデルを提示します。
■ 講演テーマ② ニッチトップ戦略で「増益・増収」を実現する方法
サブテーマ:売上を追う前に、利益構造を変える
(マネタイズ:利益を生む価格構造のつくり方)
「増収増益」ではなく「増益・増収」――藤屋式の基本思想です。
この講演では、単なる売上拡大ではなく、先に“儲かる構造”をつくることで、結果として売上が伸びる経営を実現する視点を紹介します。
「顧客が評価する価値で価格を決める」「無料でやっている高付加価値業務を有料化する」など、実際に成果を出した具体策を事例で示します。
■ 講演テーマ③ ドラッカーの「顧客の創造」と中小企業の戦略
サブテーマ:あなたの顧客は誰で、何を価値としているのか?
(顧客定義:誰のための価値を創るのか)
ドラッカーが最も重視した言葉「企業の目的は顧客の創造である」。
この講演では、「顧客の選定と定義」「価値の再発見」「市場の選択」という3視点から、自社の顧客を再定義する手法を学びます。
「技術を誰のために使うか」「既存顧客の中に眠る新しい需要とは何か」──経営の原点を問い直す講演です。
■ 講演テーマ④ ドラッカーの「イノベーション」を中小企業で実現する方法
サブテーマ:発明・新技術開発ではなく、“既存の商品や技術の新しい使い方”を発見する
(用途開発:既存資源を新しい市場で生かす方法)
中小企業にとってのイノベーションは、“発明”ではなく“発想の転換”です。
この講演では、ドラッカーの「イノベーションは新しい価値を生み出すこと」という定義をもとに、「創造的に模倣する」「用途を変える」「バンドリングとアンバンドリング」「顧客や市場を変える」という4つの視点から、市場浸透・市場開拓・商品開発・多角化を実現する具体的方法を解説します。
■ 講演テーマ⑤ AI参謀が変える戦略設計の未来
サブテーマ:ChatGPTで“考える力”を拡張する ─ ドラッカー思考と藤屋式ニッチトップ戦略の融合
(AI活用:経営者の思考力を高める戦略参謀の育て方)
AIを「検索ツール」としてではなく、「戦略思考のパートナー」として活用する時代です。
この講演では、ChatGPTを“AI参謀”として活かし、経営者自身の思考力と戦略構想力を拡張する方法を紹介します。
「ドラッカーの質問」と「AIの思考支援」を組み合わせ、自社の強み・市場・価値を再設計する“戦略設計型AI活用法”を具体的に解説します
* ご希望のテーマや業界・課題に応じて、内容をカスタマイズ可能です。お問い合わせ・ご相談は下記フォームよりお寄せください。
費用 など
- 講演料1:福岡よりZOOMで登壇の場合22万円(税込)
- 講演料2:現地登壇の場合 33万円(税込)、別途 交通費・宿泊費などの実費(グリーン車、ビジネスクラス、シティホテルを利用)。なお、前泊・後泊の状況次第で、追加の費用が発生する場合もございます。
- 時 間 :原則として9:00~18:00の中の2時間
- お支払 :後日ご請求書を発行請求日より7日以内
- 社員研修は料金体系が異なりますので、別途、ご相談ください。
