なぜ会社は複雑になり価格で比べられるのか|「何でもやる」足し算経営の落とし穴

ドラッカーをベースにしたニッチトップ戦略で、モノづくり企業の価格と取引条件の主導権を取り戻す支援をしている藤屋伸二です。

「いつの間にか、何でもやる会社になっていた」
そう感じている経営者は、少なくありません。

商品が増え、顧客の種類が増え、対応する条件が増える。
なぜ、会社は複雑になっていくのでしょうか?

経営は、いつも「足し算」だから

理由は、シンプルです。
経営の判断が、いつも足し算だからです。

小ロットにも対応する。
短納期にも応える。
特注品も引き受ける。
他社が対応したがらない仕事も受ける。

一つひとつは、正しい判断です。
断る理由がないから、受ける。
売上になるから、応える。

こうして、足し算が積み重なっていきます。

複雑になった会社は、強くなったのではない

ここが、大事なところです。
複雑になった会社は、強くなったのではありません。
ぼやけたのです。

何でもやる会社は、「これをやる会社」だと、誰からも見えなくなる。

ぼやけた会社は、なぜ価格で比べられるのか

見えない会社は、何を基準に比較されるか。
条件だけです。

でも、いきなり価格になるわけではありません。
間に、一段あります。

何に強い会社か、分からない。
だから、顧客は価値の違いを判断できない。
すると、比べられる項目が、価格・納期・対応範囲しか残らない。
価値で選べないから、条件で選ぶ。

これが、価格で比べられる本当の理由です。

対応内容を増やすことは、輪郭をぼかすことがある

足し算を続けた先に待っているのは、比較される状況です。

増やすことは、いつも前向きに見えます。
でも、増やすほど強くなるとは限りません。
ときに、増やすことが、自社の輪郭をぼかしているのです。

問われているのは、仕事を増やしたかどうかではありません。

増やすたびに、自社の輪郭は、よりはっきりしていたか?

そこだけです。詳しく知りたい方は下記へ

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