ドラッカーの事業環境分析(2):市場の動向

ニッチ戦略を維持するための

競争相手(競合商品)は、自社と売上げを奪い合う存在です。利益額と利益率の増減に直接影響を与える存在だからです。

たとえ、独自化を目指している、あるいは、実現できているとしても、同業者の動向から目を離してはいけません。それは、他社が類似の商品やサービスを開発しないとも限らないからです。

つまり、現在、どのような優位性を誇っていても、競争相手の動向は常に、かつ、謙虚にチェックし続ける必要があります。

事例その1

製造業では、卸売業者(商社)を排除し、メーカーと直取引の動きがあります。ですから、商社は、同業他社だけが競争相手ではなく、メーカーが競争相手になりつつあるのです。

したがって、これからは、メーカーの営業活動の動向にも注意が必要です。

事例その2

家具やインテリアを扱う大手小売店は、既製品だけでなく、セミオーダーまで対応するようになっています。

したがって、オーダーメイド専門店と製造販売の看板だけでは、独自化できなくなりました。その他の魅力を打ち出さないと生き残っていけません。

事例その3

ある会社は、地域ナンバーワン・オンリーワンに近いイベント企画・イベント機材のレンタルをしていますが、他社が企画をそっくりマネし、さらに低価格で見積もりを出してくるケースが増えています。

このままではそれらの競合に特徴を奪われ、埋没してしまいかねません。早急な対応が必要です。

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