ドラッカーの戦略策定の前提となる3要素

スタンス(対象とするニッチ市場)を決める

戦略を決める3要素は「市場」「商品」「流通経路」です。しかし、その前提には「事業環境」「事業目的」「自社の強み」の3要素があります。

事業は、環境適応業(ニーズに応える)とも言えますし、環境創造業(ニーズを創り出す)とも言えます。したがって、事業環境の正しい認識なくして事業戦略はありえません。

次に、「何のための事業か」の目的がなければ「何に対して・どこから手をつけてよいか」わかりません。

さらに、強み(ノウハウ)が事業です。強みがあってこそ、ペルソナ(象徴的な顧客像)にとって魅力的な商品や提供方法が確立できます。この強みは、「何を生み出すための、何を実現するための強みか」という点から、事業環境に大きく左右されます。

また、「事業環境」「事業目的」「自社の強み」には、次の意味もあります。

  • 事業環境:何が事業になりえるか。どのようなビジネス・チャンスがあるか。
  • 事業目的:何を事業にしたいか。社会のどのような問題を解決したいのか。
  • 自社の強み:何だったら事業として成り立つか。他社よりも魅力的な事業になる何かをもっているか。

なお、事業戦略が有効であるためには、(1)それぞれ3つの認識が現実に合致している、(2)3つの要素が互いに合致している、(3)事業戦略が現場の社員(パート・アルバイト)にまで周知徹底されている、必要があります。

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