競合他社の追随を排除する

ニッチ市場でリーダーの地位を維持する

ニッチ市場は、無競争でなければ意味がありません。したがって、「ニッチ市場でリーダーの地位を維持する」という表現は矛盾しています。

ニッチ戦略は、「捕食者がいない小さな池で唯一の魚になる」ことです。しかし、その市場がおいしい市場になると、例外なく競争相手が参入してきます。

ですから、市場を切り開いたときは無競争でも、売上げが伸びてくるにつれ、遅かれ早かれ競争にさらされるようになります。それからが本当の「独自化」の勝負が始まります。

追随には4つの可能性がある

魅力的な市場には、落とした飴にアリが群がってくるように、最初は少し、次第に多くの新規参入があります。

しかし、新規参入には、「参入したい」と「参入できる」から、次の4つの対応があるのも事実です。

  1. 参入したい×参入できる=参入する
  2. 参入したい×能力がない=参入できない
  3. 参入できる×面倒くさいor儲かりそうにない=参入しない
  4. 参入できない×面倒くさいor儲かりそうにない=無視する

特別な能力をもっていない普通の中小企業が独自化(ニッチ戦略)を図るには、ドラッカーのいう「挑戦を受けることさえない状況をつくる」のが、すなわち、「3」を実現するのが最も現実的です。

Follow me!