すでに起こった未来が発生するところ:産業構造の変化

優位性を確立できていない企業の強み

第4番目は「産業構造の変化」です。産業の構造変化に影響を与える要因として、社会構造(経済の発展段階の推移、グローバリゼーションの進展、人口構造の変化など)によるニーズの変化、素材革命、ITの進化などがあります。

こうした環境変化は、既存の能力や既存のビジネス・モデルだけでは対応できません。既存のニーズが変化するとともに、新たなビジネス・チャンスが発生するからです。

そのチャンスは小さく発生します。しかも、その変化への対応は、既存市場で絶対王者として君臨している市場シェアトップ(多くの場合は大企業)の利益に反するものです。

だから、「産業構造の変化」への対応は、中小企業にとって、絶好のビジネス・チャンスになります。ただし、将来、市場規模が大きくなりそうであれば、大企業との競争が待っていますので、将来的な市場規模の予測は欠かせません。市場がニッチを超えるようであれば、取り組みを止めるか、成功するビジネス・モデルを確立して、市場がニッチを超えるタイミングで売却するのもひとつの方法です。

最後まで自社で取り組むつもりならば、大企業との競争を踏まえた差別化戦略を策定することになります。

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