ニッチ市場を見つける着眼点:業界からみた非常識なニーズに対応する

顧客も合理的に考えている

「顧客および市場はわがままである。いつも非常識あるいは不合理な要求をしてくる」と考えるのは間違いです。

顧客や市場の常識や合理性が、単に自社や業界のものと違うだけなのです。その非常識あるいは不合理な要求を、ビジネス・チャンスに転換すると、新たな市場を手に入れることができます。

事例

たとえば、「一流シェフがつくる高級料理を低価格で食べたい」という市場ニーズは非常識でした。しかし、「俺のフレンチ」は、高級料理を立って食べさせるという非常識なビジネス・モデルを生み出し、市場の非常識なニーズに応えました。

今では、「俺のフレンチ」をマネて立って食べさせる「いきなりステーキ」などの追随店も多くみられ、非常識のビジネス・モデルだったものが常識になっています。

このように、新しいビジネス・モデルの初期は、つねに「非常識への対応」から始まっているのです。