中小・零細企業のマーケティング

自社の立ち位置を変える

自社の立ち位置を、すべての中心と考えることから、市場や顧客のまわりに数ある会社や店舗のひとつであり、顧客が問題を解決する1つの手段を提供する存在にすぎないと考えること。それが、「天動説」から「地動説」への変更である。

ちなみに、天動説とは、地球を中心に宇宙が動いているという発想であり、地動説とは、太陽を中心に宇宙が動いているという発想だ。現在では、地動説も誤りなのだが、天動説からすると、「コペルニクス的転回」と言われるように、180度の発想の転換だった。

そう考えることで、情報の発信方法が根本から違ってくる。天の川のひとつの星みたいな自社に気づいてもらうには、特定の人に絞り込んで、その人向けに光らなければ、気づいてもらえない

ドラッカーが言うように「マーケティングの前提には、市場のセグメンテーションと市場でのポジショニングが必要」というように、対象市場を絞り込んでのマーケティングが欠かせない。

ニッチ思考の必要性

だからこそ、中小・零細企業には「ニッチ戦略」が必要になってくる。つまり、ここで勝つの「ここ」を決め、そのなかでの競争を意識して、これで勝つの「これ」(セールスポイント、顧客にとっての魅力)を打ち出すことだ。

そこには、選択した顧客以外は捨てるという「最も勇気を必要とする決断」が必要になってくる。

しかし、「できるだけ多くの人に買ってもらいたいビジネス・モデル」を展開するより、はるかに高収益事業を創ることができる。

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