004 社長に必要な4つの能力:その1 認識力

同じ経営環境、同じような経営資源で、業績に差が出るのはなぜか。それは、何よりもモノやコトのとらえ方、活かし方が違うからである。

そのモノやコトのとらえ方が「認識」である。経営力の差は、すべての思考の下地になる「認識力」の差によるところが多い。認識を間違えれば、その後のすべてがムダになる。間違ったことを正しくしても成果には結びつかないからだ。つまり、業績を上げるためのスタート台にも立てないことになる。

この認識力だが、ある程度までは学習で身につけることができる。と言うよりも、すべてのことは、正しい教育訓練で現状よりも上達できる。私の場合は、ドラッカーを理解することで、今の認識力を身につけた。

経営を体系化したドラッカーをベースにすると、様々な経営分野の本を読んでも、面白いように整理・整頓して理解できた。つまり、経営情報の理解(認識)や分類する基準をドラッカーの経営理論(マネジメント論)に置いているというわけだ。

 

ちなみに、ドラッカーのマネジメントを体系的に学びたければ、『現代の経営』がお勧めだ。上下巻で500ページちょっと。それでも『マネジメント』よりは、はるかに良い。

『マネジメント』は分厚すぎて(1600ページ前後)、よほどの忍耐力がないと、理解できるまで読み込むことができない。『マネジメント』には、エッセンシャル版はあるが、まとめすぎており、経営学の素地がある人には良いかもしれないが、経営学を勉強していない人には理解が難しい。

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